平成29年度 黒石市国民健康保険黒石病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 46 45 52 171 289 749 755 891 231
 平成29年度(H29.4.1~H30.3.31)に当院を退院された患者さんの人数を年齢階級別(10歳刻み)にて示しています。年齢階級別に見ると、当院では80歳代が多く、高齢化に伴い70歳以上の患者さんが全体の58.0%を占めています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
【集計方法】
※平成29年度に一般病棟を退院された患者さんを対象としています。
※年齢は一般病棟に入院した時点での年齢で集計しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 74 15.09 10.61 4.05 83
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 51 35.31 20.83 19.61 80.9
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2なし 26 14.58 9.06 3.85 70.31
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 25 21.2 17.71 8 83.48
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 25 10.68 10.71 4 65.36
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 当科では、昨年と同様に胆管結石・胆管炎、誤嚥性肺炎、虚血性腸炎、等の患者さんが多く入院されています。
(注)この集計にはDPC包括制度対象外の一部の新規抗がん剤や短期入院での手術は含まれていませんので、実際の入院患者数より少ない数値となっています。内科でもっとも多いのは大腸ポリープを切除(ポリペクトミー)する内視鏡的治療ですが、DPC包括制度対象外の治療ですので集計結果には含まれていません。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全なし) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病なし85歳未満 - 22.83 14.27 0 63.33
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全なし) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病あり85歳未満 - 25.5 15.87 25 67
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全あり) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病あり85歳未満 - 52 15.63 25 78.25
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - 64 20.83 33.33 72
100040xxxxx01x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 副傷病あり - 42.33 23.72 0 66.33
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 当院では、主に糖尿病の患者さんが入院しています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 20.15 15.61 0 77.4
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし 20 10.6 11.45 0 67
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病なし 19 2.95 4.47 0 66.58
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 18 13.17 8.98 0 74.39
060040xx99x50x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし 17 10.88 4.31 0 65.41
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 当科では、大腸がん、乳がん、腸閉塞、胃がん等で入院された患者さんが多く、DPCコードで分類した場合、上記一覧表の通りとなっています。
(注)この集計にはDPC包括制度対象外の一部の新規抗がん剤や短期入院での手術は含まれていませんので、実際の入院患者数より少ない数値となっています。鼡径ヘルニアを切除した場合DPC包括制度対象外ですので集計結果には含まれていません。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 76 30.07 27.09 34.21 81.79
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 39 26.67 22.44 5.13 82.79
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)人工関節再置換術等 26 43.04 25.09 0 73.31
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 21 36.9 19.94 9.52 80.33
070370xx97x0xx 脊椎骨粗鬆症 その他の手術あり 手術・処置等2なし 11 32.73 22.63 18.18 87.64
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 当科では、大腿骨骨折、胸椎・腰椎圧迫骨折、骨粗鬆症等で入院された患者さんが多くなっています。また、大腿骨骨折では、手術後のリハビリを継続するため、専門とする病院に多くの方が転院されています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120010xx99x40x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 22 3 5.02 0 69
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 14 10.43 9.91 0 45.93
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 副傷病なし 10 3 4.63 0 69
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし - 7.14 4.75 0 61.71
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり - 13 9.27 0 64.17
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 当科では、卵巣がん、子宮筋腫などの良性の腫瘍摘出術の症例がもっとも多くなっています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 97 6.57 5.15 0 66.7
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし - 12.67 9.45 0 62.7
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - 9 5.60 0 57.33
030428xxxxxxxx 突発性難聴 - 9.75 9.18 0 65.88
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 - 9.5 8.01 0 30.67
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 当科では、前庭機能障害(めまい症)で入院された患者さんがもっとも多くなっています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020210xx99x0xx 網膜血管閉塞症 手術なし 手術・処置等2なし - 11 6.74 0 84
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり片眼 - 2 8.51 0 68
020290xx99xxxx 涙器の疾患 手術なし - 7 7.72 0 81
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
(注)この集計にはDPC包括制度対象外の一部の短期入院での手術は含まれていませんので、実際の入院患者数より少ない数値となっています。眼科でもっとも多いのは白内障に対する手術ですが、DPC包括制度対象外の治療ですので集計結果には含まれていません。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつJCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale0、1または2 50 26.4 16.38 28 71.72
160100xx97x00x 頭蓋、頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 49 14.47 9.68 4.08 77.51
010010xx99030x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 37 3.32 9.59 94.59 58.43
010010xx99000x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 28 3.04 11.14 32.14 61.64
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 25 22 19.10 64 70.16
 患者数の多い上位5つについて、DPC14桁分類コード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。DPCコードとは病気と治療方法および重症度の組み合わせによる分類されたコードです。同じ病気でも、治療方法が違う場合、DPCコードが変わってきます。平均在院日数は、厚生労働省より公表されている平成29年度DPC対象病院の平均値です。
 当科では、脳梗塞、頭部外傷、脳腫瘍、等で入院された患者さんが多くなっています。非外傷性頭蓋内血腫及び脳梗塞の場合、リハビリを継続するため、専門とする病院に多くの方が転院されています。
 この集計にはDPC包括制度対象外の一部の新規抗がん剤や短期入院での手術は含まれていませんので、実際の入院患者数より少ない数値となっています。当科では、平成22年7月よりガンマナイフセンターが稼働し、脳腫瘍等に対するガンマナイフ治療をもっとも多く行っていますが、DPC包括制度対象外の治療ですので集計結果には含まれていません。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 26 6 10 17 - 46 1 7
大腸癌 17 8 38 40 - 50 1 7
乳癌 11 - - 0 0 - 1 7
肺癌 0 0 0 - - - 1 7
肝癌 - - 0 - - 16 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 我が国で、現在最も罹患数が多い5つのがん(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)の実患者数をUICCにて分類し病期(stage:ステージ)別に示したものです。
 病期分類には、国際対連合(UICC)によって定められた分類1)と学会・研究会などが作成し日本のみで用いられている癌取扱い規約2)の2種類あり、当院では国際対連合(UICC)によって定められた分類を使用しました。
がんの病期を決定するには、原発腫瘍の進展範囲(T)、所属リンパ節の転移の有無と進展範囲(N)、遠隔転移の有無(M)の組み合わせによりそれぞれstageⅠ(早期)からstageⅣ(末期)まで分類されます。
 「初発」とは、当院において当該腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合を指しています。また、「再発」とは、当院・他院を問わず初回治療が完了した後に当院で患者さんを診療した場合、がん寛解後に局所再発、または新たに遠隔転移を来した場合を指します。
 厚生労働省の指示による集計を用いておりますので、「患者数」は計測期間内(平成29年4月~平成30年3月まで)の退院数となります。複数回入院の場合は、入院回数分が集計されております。StageⅣでは、化学療法が優先され入退院を繰り返すため、件数が多くなっております。また、がん疑いで入院して結果が確定しなかった場合や病状等により、治療前の検査にてStageを決定する所見が得られなかった場合に関しては、「不明」に集計しております。
 2017年の人口動態統計(厚生労働省)にて青森県は、新生物(がん)死亡率(人口10万人当たりの死亡数)が391.3となり全国ワースト2となっています※。 当院の患者さんの集計でも、進行がんの状態の症例が多くなっています。定期的ながん検診、および早期受診をおすすめします。 なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。

※2018年6月2日東奥日報朝刊より引用。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 16 17.31 54.38
中等症 58 19.93 80.6
重症 11 31.27 88.36
超重症 - 26.17 87
不明 0 0 0
 成人(15歳以上)の肺炎の患者さんについて、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指しています。また、重症度分類は、A-DROPスコアを使用しています。
 当院で患者数が最も多いのが中等症ですが、重症度が上がるにつれて平均在院日数および平均年齢が高くなる傾向となっています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。

 ◆A-DROPスコア
・Age(年齢)  男性70 歳以上、女性75 歳以上
・Dehydration(脱水)  BUN 21 mg/dL 以上または脱水あり
・Respiration(呼吸)  SpO2 90%以下(PaO2 60Torr 以下)
・Orientation(意識障害)  意識障害あり
・Pressure(収縮期血圧)  収縮期血圧90mmHg以下
※5点満点で1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。
     
軽 症:0点の場合。
中等症:1~2点の場合。
重 症:3点の場合。
超重症:4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。
不 明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 120 34.29 77.13 29.32
その他 13 26.15 78 4.51
 脳梗塞の病型別患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。最も医療資源を投入した傷病をICD10毎に集計し、3日以内の発症、その他に分類に集計しています。ICD10とはWHO(世界保健機関)が定めた国際疾病分類です。脳梗塞の場合、リハビリを継続するためより専門とする病院に多くの方が転院されています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 107 0.08 1.06 0 67.71
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 76 7.2 12.95 7.89 80.89
K654 内視鏡的消化管止血術 31 1.74 12.35 3.23 68.94
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 15 2.67 12.2 0 75.93
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 15 3.73 16.73 0 83
 診療科別主要手術別患者数(診療科別患者数上位5位まで)は、診療科ごとに手術件数の多い術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。Kコードとは、医科診療報酬点数表に基づく手術術式の点数表コードです。
 内科では、大腸ポリープに対する内視鏡的結腸ポリープ・粘膜下切除術の症例が最も多く、次いで胆道疾患に対する内視鏡的胆道ステント留置術が多く行われています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 53 0.96 1.75 0 66.7
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 28 7.36 24.18 0 75.46
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 19 1.05 6.05 0 60.89
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 18 8.94 8.56 0 68.39
K6552 胃切除術(悪性腫瘍手術) 14 2.36 27.29 0 66.57
 外科では、鼡径ヘルニアに対するヘルニア手術の症例が最も多く行われています。大腸がんに対する結腸切除術、次いで胆嚢疾患に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術、が多く行われています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 76 2.47 28.8 25 81.54
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 29 1.48 42.59 0 73
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 22 3.73 27.64 50 77.18
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 15 2.07 39.13 0 65.2
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕,下腿) 14 0.07 6.5 0 52.86
 整形外科では、骨折観血的手術(大腿、上腕、肩甲骨)が最も多く、次いで人工関節置換術(肩,股,膝)、人工骨頭挿入術(股、肩)の順となっています。また、骨折観血的手術(大腿、上腕、肩甲骨)を施行した患者さんの平均年齢は80歳以上となっています。骨折観血的手術(大腿、上腕、肩甲骨)、および人工骨頭挿入術(肩、股)のいずれの術式も大腿骨頚部、転子部骨折に対する手術です。そのため、術後継続的なリハビリを行うため専門的医療機関への転院が多く行われています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 20 1 9.7 0 46.8
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) - 1 11 0 64.17
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) - 1 6.5 0 55
K867 子宮頸部(腟部)切除術 - 1 6 0 48.33
K871 子宮息肉様筋腫摘出術(腟式) - 0 1 0 45.5
 産婦人科では、子宮筋腫に対する子宮全摘術が最も多く行なわれています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K333 鼻骨骨折整復固定術 - 1.56 6.44 0 57.33
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) - 1 7.5 0 30.67
K3892 喉頭・声帯ポリープ切除術(直接喉頭鏡又はファイバースコープによるもの) - 0.5 4.5 0 66.5
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) - 1 8 0 72
K3771 口蓋扁桃手術(切除) - 1 5 0 55
 耳鼻咽喉科では、鼻骨骨折に対する鼻骨骨折整復固定術が最も多く行われています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 181 0 1.02 0 75.1
K270 虹彩光凝固術 - 0 1 0 68
 眼科では、白内障に対する水晶体再建術が最も多く、1泊2日で行われています。なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 43 0.26 14.37 4.65 76.0
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 10 1 38 20 68.2
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - 4.6 13.8 20 62.2
K1781 脳血管内手術(1箇所) - 1.67 24 33.33 65.0
K147 穿頭術(トレパナチオン) - 2 5.5 0 45.0
 脳神経外科では、慢性硬膜下出血に対する慢性硬膜下血腫洗浄・除去術が最も多く行われています。また、術後継続的なリハビリを施行する目的での専門病院への転院が多くなっています。
なお、10症例以下の場合は、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - 0.06
異なる - 0.09
180010 敗血症 同一 - 0.06
異なる - 0.12
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0
異なる - 0.06
180040 手術・処置等の合併症 同一 - 0.25
異なる - 0.03
 当院に入院した患者さんの内、“播種性血管内凝固症候群”、“敗血症”、“その他の真菌感染症”、“手術・処置等の合併症”について、入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)と同じかまたは合併症として入院後新たなに発症したかを区別し、それぞれ患者数、全退院患者に対する発生率を示したものです。
 当院では、いずれの傷病も10症例未満であり、個人情報保護のため非表示(ハイフン「-」)としております。
更新履歴
30.9.19
病院情報を公開しました。