リハビリテーション


 最近、リハビリテーション医療は、きめ細かい対応とそれを支えるシステムをより確実なものとするため、急性期リハ、回復期リハ、慢性期リハの3つに分けられることが多くなっています。黒石病院では、この3つのうちの主に急性期リハを中心としたリハビリテーション医療を行っています。急性期リハとは、発症直後から、入院の理由となった疾病の治療と同時並行して進めるリハのことであり、そのため厳しいリスク管理と集中的なアプローチが求められます。また「病院」という、ある意味では異常な環境下から、「普通の生活」に、患者様を戻してあげるのが、もっとも大きな使命となります。このため、どちらかと言えば、生活中心の視点で患者様を見ることになり、その点が医療の他の分野と違います。

 このような入院の急性期におけるリハの他に、リハビリテーション医療の対象となる全ての疾患への対応が求められます。骨・関節疾患の術前・術後の訓練、発達障害のある子どもさんへのアプローチ、高齢者に多く見られる嚥下障害(食べ物を飲み込む能力の低下)の治療などもそれらの一部であり、最近のリハ医療のトピックにもなっています。また、理学療法士、作業療法士、看護師および義肢装具士などの医療スタッフとともにチームアプローチを行い、患者様に対して全般的なアプローチを行うのも、リハ医療の特徴の一つです。