病院事業管理者のご挨拶

病院事業管理者のご挨拶

 2020年は新型コロナウイルスに始まり新型コロナウイルスで終わりました。
2021年もまだまだコロナ禍から抜け出ていませんが、医療従事者はこの津軽医療圏でも3月からワクチン接種がはじまりました。ただ、ワクチンの供給量が少なく医療圏全ての医療従事者への接種が終わるのは5月~6月にずれ込みそうな予想です。地域の65歳以上の高齢者への接種は4月末頃に始まりそうですが、想定された地域住民全員にいきわたるのはいつになるのかは不透明な状況です。

 当院では現在「発熱外来」を併設し対応に当たっていますが、4月からは前述の地域住民へのワクチン接種も始まります。平常の外来業務や救急対応と並行しながらになるため、対応職員の確保および接種場所の確保のため曜日指定や時間指定を設けた上での接種となることをご理解いただければ幸いです。また、接種時には問診票の提出が必要ですが前もって問診票を作成した上で受診していただくようお願い致します。

 昨年10月に当院職員のコロナウイルスPCR検査陽性が判明し地域の皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけしました。幸い感染拡大することはありませんでしたが、県内のみならず全国的にみても、いつどこの病院でも同様のことが発生する危険性はあるものと常に気を引き締めてまいります。

 4月になり医師を始めとし職員の異動があります。医局人事では消化器外科・外科が1名増員となります。2018年に1名欠員があり4名体制でしたがこの4月から5名体制に戻ります。また、整形外科も1名増員となり3名体制となります。糖尿病・内分泌内科では昨年10月から1名増員となり現在2名体制で診療に当たっています。研修医も3名が新規採用となり更なる診療の充実につながるものと考えております。

 一部新聞報道にありましたが、消化器内科・内科では4月からAI問診を始めるべく準備を進めております。AIとはartificial intelligence:人工知能という意味ですが、タブレット端末を用いて問診を進めるものです。患者さんの訴えに対しAIが適切な質問をし、病状などを詳しく正確に聴取することで医師の診察に効率よくつなげるものです。全国で200以上の施設で導入されております。もちろん機械になじみのない患者さんも多いと思われますのでこれまで通りの看護師による聞き取りによる問診も実施いたします。
 また、マイナンバーカードを診察券替わりとし、ゆくゆくは特定健診のデータやお薬情報もマイナンバーカードで閲覧できるようなシステムも構築されます。マイナンバーカードの使用に関しご不明な点は適宜病院窓口でご質問・ご相談ください。

黒石市国民健康保険黒石病院 病院事業管理者 相馬 悌