黒石病院栄養サポートチーム(NST)について
黒石病院 NST は 、 2005 年 から 活動 を開始し、現在は、「 NST ・褥瘡 対策 委員会」と
して活動 しています。
NST の 主な 活動 は、 毎週火曜日の NST 回診、 ミーティング、 年 6 回 の NST 勉強会 、
そして NST 教育 研修 です 。
2024 年 10 月から 、 入院時に GLIM 低栄養診断を 導入し 、早期の NST 介入につなげ
る フローを作成したところ 、 重度低栄養 患者さんを中心に NST 介入は増加しています。
NST介入例 に InBody により 体組成を 評価 すると、ほとんどの患者さんが筋肉量減
少、浮腫 低栄養 に該当 します。 NST 介入の患者さんは 高齢者が多く、認知機能低下、
ADL 低下、癌の終末期など 多岐にわたり 、 それぞれの患者さんの到達目標を設定し な
がら 対応してい ま す。 また、嚥下 に問題のある患者さん については 、耳鼻咽喉科、言語
聴覚士スタッフ に嚥下内視鏡や嚥下造影などで評価していただきながら、 連携 して 診
療しています。
NST教育 研修は、 2020 年から 「 日本栄養治療学会 認定教育施設 」 とし て 外部研修
生を受け入れています。 2026 年度から 研修期間は 6 月 から 9 月まで 、 1 日 5 時間、計
8 回 を 予定 しています 。
地域との連携
2025 年の 「栄養と薬剤と地域連携 を考える会」 の 活動は、山形県 ・酒田市病院機構
日本海総合病院 の 小林大樹先生 をお招きして「臨床現場における GLIM 基準低栄養診
断の実践」 について講演 され 、 GLIM 低栄養診断について詳細な説明があり、 大変勉強
になりました 。
今年度の目標
入院時に GLIM 低栄養診断を行い NST 介入が増加している一方で、 入院後に体重減
少、筋力低下 、 ADL 低下を来し、寝たきりとなる患者さんは少なく ありません。 経口
摂取できる方は食事の強化、 静脈栄養の方はアミノ酸の投与など、 病院内に浸透してい
ければと 考えています。 さらに 、退院後のフォロー について 、 退院時 の 「栄養連絡ノー
ト」 をはじめ、 在宅、介護施設などとの連携を 深め ていく必要があります。
当院の NST の活動 について 、 ご意見、ご指導 いただければ幸いです 。
2026年4月
NST代表 横山昌樹