新型コロナウイルスワクチンの保管管理体制不備による廃棄処分について
4月16日(土)、当院で保管していた新型コロナウイルスワクチン(モデルナ製)3,120回分について、人為的なミスにより使用できない状態になりました。
原因については、施設管理上必要な電気設備の更新時に2時間程度の停電をした際、保管管理している冷凍庫の電源を発電機用臨時電源へ差し替え忘れたことによるものです。
このことにより、冷凍庫の電源が切れて庫内の温度が不明となったため、ワクチンを保管するための適正温度が維持できなかった可能性があり、使用の可否が確認できない状態となりました。
最終的に廃棄せざる得なくなったことについては、院内における管理確認体制が不十分であったことであり、深くお詫び申し上げます。
なお、現段階で今後のワクチン接種に支障がでないことは確認しています。
今後の対応につきましては、ワクチン接種の希望者が増えた場合など、市民へのワクチン接種に支障が生じないよう努めてまいります。
令和4年4月19日
黒石市国民健康保険黒石病院
病院事業管理者 相馬 悌