病院事業管理者のご挨拶

病院事業管理者のご挨拶

この度病院ホームページを一新し見やすく、スマホからも閲覧できるようにいたしました。黒石病院におけるいろいろな情報を載せておりますので活用していただければ幸いです。

津軽2次医療圏の地域医療構想がまとまり、2022年の早い時期に国立病院機構弘前病院と弘前市立病院を統合すべく計画が進んでおります。2019年9月末に厚生労働省より「病院の再編を再検証すべき424の公立・公的病院」の一つとして当黒石病院が名指しされました。しかし、前述の通り当圏域では病院再編については話が進んでおり、地域医療構想調整会議の場でも黒石病院はこれまで通り黒石市、平川市の約半分、青森市浪岡地区、田舎館村を含め約8万人弱の救急医療を含めた地域医療を実践していくことで共通認識ができております。この新聞報道が契機で病院が縮小されたり、なくなったりすることはありませんのでご安心ください。

診療を充実させるためには消化器内科、糖尿病・内分泌内科、整形外科はさらに常勤医を増やすことが期待されておりますし小児科常勤医の確保も望まれております。このような中、令和2年4月から消化器内科医が1名増員となることが決まりました。現在当院では消化器内科外来を始めとし消化器外科、整形外科、脳神経外科、眼科、糖尿病・内分泌内科でも予約制度を導入し始業時の駐車場、外来の混雑が解消されてきております。しかしながら、予約時間通りにならず長い時間待たされるというお叱りも多数受けております。

特に消化器内科では診療スペースに限りがあるなかで予約外の急を要する患者さんに対応する場合が多く、また外来担当医の受け持ちの入院患者さんが急変し外来を空ける場合などのために予約時間通りに診察が進まない場合もあり、待ち時間が長くなっている実態があります。この度1名増員されたことで専門外来が終了後の空いた診察室でも一般内科の診察をしてまいりますので待ち時間の解消につながると考えております。ご理解とご協力をお願いする次第です。

当院は、平成28年4月1日から厚生労働省が定めるDPC制度の対象病院となりました。DPC制度とは入院患者さんの病名や診療内容に応じて定められている、一日当たりの定額の医療費を基本として入院全体の医療費の計算を行う「包括払い方式」です。包括対象となる診断群分類に当てはまる場合が対象となり、これにより全国と比較した医療の標準化や透明化、医療の質的向上が図られ平均在院日数の短縮などにつながっております。

また当院は日本内科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本外科学会、日本整形外科学会など多くの学会の教育関連病院、指導施設、修練施設となっており種々の認定医・専門医の取得を目指す研修医にも最適の病院であります。加えて常勤医がプライマリ・ケア連合学会の認定医・指導医、日本専門医機構の特任指導医を取得しております。2018年4月から新専門医制度がスタートしておりますが、消化器内科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、総合診療領域において専門研修連携施設として登録されており、専攻医の受け入れ体制を整えております。総合病院としての専門性の維持、充実に加え、地域住民の健康、病気から介護まで包括的に対応できる体制と人材の育成を目標にしており、プライマリ・ケアの初期研修にも適した病院を目指しております。

現在青森県内のほとんどの自治体病院がそうであるように、当黒石病院もいまだ医師不足、看護師不足の状態であります。加えて当院では常勤医の高齢化も問題となっております。このような中にあっても「質の良い、安心・安全な医療」を目指し職員一丸となって診療してまいりますのでご理解のほどよろしくお願い致します。