看護局について

看護局の紹介

 この春当院の看護局長を拝命いたしました。大変な重責を担うことになりとても緊張しております。
 当院は「地域住民から信頼される 安心・安全・満足を提供する」を基本理念に、地域で唯一の急性期を担う病院として期待される役割を発揮していきます。
 看護局は、“患者さんへ目をむけ、耳を傾け、言葉をかける”を理念にしています。
 患者さん一人ひとりをよく観察し、患者さんの言葉を傾聴し、患者さんにやさしく思いやりのある言葉をかけること、則ち患者さん一人ひとりにあわせた看護、寄り添う看護を実践していきます。患者さんが自分の家族や大切な人だったら、どんな看護をするでしょう?患者さんが自分の家族と思い、いつでも患者さんに寄り添った看護が実践できる職員を育成していきたいと考えています。
 ナイチンゲールは、「どんな仕事をするにせよ、実際に学ぶことができるのは現場においてのみである」と言っています。患者さんや仕事のことを一番知っているのは、ベッドサイドにいるスタッフであり、現場にいるスタッフ一人ひとりが、看護局教育理念の”自ら考え、行動できる看護師”となり、現場で考え意思決定できる組織を目指します。
 スタッフ一人一人が輝ける働きやすい職場環境、心理的安全性の高い組織をつくることが私の使命であり、できることから着実に改善に取り組んでいきます。
 今年度は、医療・介護・障害福祉のトリプル改訂であり、当院のような規模の病院は非常に苦しい状況となる可能性が在ります。そして、超高齢化、人口減少、とりわけ生産年齢人口の激減で、特に看護師・看護補助者の求人がさらに困難となると思われます。しかし、みんなで知恵を出し話し合いながら、できないではなくできることから取り組み、選ばれる看護局を目指します。
 病院を取り巻く環境は変化し、先を読み柔軟に対応する必要があります。この地域住民の健康を支え、住み慣れた地域で生活していけるよう、質の高い看護サービスを提供していきたいと考えています。。

 

2024年4月 看護局長・認定看護管理者  千葉 道子

看護局の理念

“患者さんへ目をむけ、耳を傾け、言葉をかける”

看護局行動指針

◎責任を持ち継続のある看護を提供します。
◎患者さんの安全を優先した看護を提供します。
◎経験を積み学び成長し根拠のある看護を実践します。

今年度目標

◎働きやすい職場環境を目指します。
◎チーム医療を担う一員として活動します。
◎組織の一員として行動します。

教育理念

“自ら考え、行動できる看護師の育成”

育成したい看護師像

◎ゆたかな感性と高い倫理観をもった看護師
◎専門的知識、技術を有し、根拠ある看護ケアを実践できる自律した看護師

看護局の概要

看護局職員数

214名(令和6年4月現在)

 職員

  看護師144名、社会福祉士4名

 会計年度任用職員

  看護師19名、准看護師14名、看護補助者27名、医療サポーター1名、事務補助員5名

看護単位

・5病棟(3階東、3階西、4階、5階東、5階西) 
・外来
・手術室

看護体制

看護体制

チームナーシング + 一部機能別

夜勤体制

病棟: 3交代制、一部2交代あり
外来: 当直制
手術室、内視鏡室: オンコール制

活動委員会

質の高い看護サービス提供と、効率化のために「安全」・「教育」・「業務」に分け、それぞれの委員会を下記のようにしました。

安全・感染  教育・研究・学生指導  看護記録・看護必要度

院内教育システム

看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)と、当院のラダーを組み合わせて作成しました。
e‐ラーニングも取り入れています。